東京工業大学大学院博士課程修了。人の神経情報処理モデルと、色情報を用いた画像認識技術の研究に従事し、学位を取得。学位取得後は主に、触覚情報提示機能を備える次世代ユーザインターフェイスを用いた、アプリケーションソフトウェアの開発に従事。その後、スマートフォン向けのエンタメ系アプリやチャットアプリ、大手キャリア通信会社との協業アプリなど、多岐にわたるジャンル、大小様々な規模の開発を行う。2019年1月EMoshUを創業。
エンジニアに求められていることは何でしょうか。
こういったものがほしいと言われたものだけを作ることでしょうか。エンジニアの仕事は問題解決です。
エンジニアのお仕事としてこういった機能がほしい、もしくはこういったサービスを作りたいという依頼をよく受けます。このような場合、ただ言われたことをやるのではなく、依頼されたものがどういった問題を解決したいかを考え、その問題に対して有益な解決方法を一緒に考えることができることが大事だと思っています。
エンジニアが時間を使って作るものには当然コストがかかります。エンジニア自身がそのことをしっかり考え、ただ言われたことだけをやるのではなく、問題解決のために自分のスキルや時間を使うということがエンジニアに求められていることです。
EMoshUはまだまだ人数が少ない小さな開発会社です。
会社の方針としては、自社プロダクトの開発を進めつつ、受託開発も行っています。受託開発では、他社のC向けのプロダクトに開発チームの一員として参画しています。委託元の会社さんはどこも一流のIT企業で一緒に仕事をするエンジニアさんも優秀な方ばかりです。
そこでは、エンジニアとしての仕事はもちろんのことプロダクトオーナーやデザイナーさんとも話し合いながら開発を進めることも多く、様々な課題にぶつかります。
こういったお仕事の中でエンジニアとして大事な問題解決のやり方も実践できるので、技術的なスキルアップ以外にも成長できる機会があります。
EMoshUのミッションは「あらゆる人の人生が好転するプロダクトを創り続ける」です。
会社のプロダクトはまだ1つしかありませんが、これから大きなプロダクトを作ろうとしています。勘違いしてはならないのはプロダクトを作ることが目的なのではなく、多くのユーザーに使ってもらって、多くのユーザーが幸せになるプロダクトを作ることが目的です。
そのためにはエンジニアも含めて全てのメンバーが、何のために作るのかをみんなで議論してプロダクトを作ることが必要です。
自分達が作ろうとしているプロダクトのことをメンバー1人ひとりが自分ごととして考えられるチームを作って、会社のメンバー全員で一丸となってプロダクトを作っていきます。
EMoshUでは、次のプロダクト開発を進めています。
会社のメンバーはベテランから若いメンバーまで様々ですが、人数もまだまだ少ない状態です。そのような中でプロダクト開発を進めていくためには、役員も含めた会社のメンバー一丸となって開発を進めていく必要があります。
さらには、これから作ろうとするプロダクトのことを1ユーザーとして自分ごととして捉えることも重要で、そのためには自由に意見しあえる風通しの良いチーム作りが大事になります。
そのため、EMoshUでは経験差、年齢差関係なく意見しあえるチーム作りを重視しています。若いメンバーはベテランエンジニアの指示に従うだけでなく、自ら意見を発することができ、ベテランエンジニアも若手の意見にアドバイスするなど、そういった自由な意見を言い合えるチームを作ってプロダクト開発に挑みます。
EMoshUでは、メンバー1人ひとりの役割の範囲が広く、そのためそれぞれの成長が会社の成長に大きく寄与しています。
そのような中では、各々がしっかりとした目標をもってそれを着実に達成していくことが求められます。会社の方針としての目標、そしてメンバー各々が立てた目標がしっかりと一致してこそ大きな成果になると信じています。
EMoshUでは一人あたりが関わっているタスクが多く、そして多くの課題も抱えており、かなりハードな状況下だと思っています。そういった状況下でも、課題や問題を自分ごと化し、課題解決に向けて目標を立て、着実に遂行できる人と一緒に仕事ができればと思っています。
そして会社、そこに所属するメンバー全員が常に成長し続けられる環境ができればと思っています。